成長ホルモンによる治療
では、成長ホルモンによる治療についてお話しましょう。 「治療が可能な低身長症」と診断されたら、成長ホルモンによる治療を行います。
これは、小さい時期は1日おきに、大きくなればほとんど毎夜、寝る前にお父様かお母様が成長ホルモンをお尻の皮下に注射します。それは「寝る子は育つ」と言われるように、寝ている間に成長ホルモンにより背が伸びるからです。
素人の方は注射と言うと大変だと思われますが、最初にていねいに教えてもらえば、私の経験では100% のお母様が上手に出来るようになります。法律的にも、成長ホルモンと糖尿病の注射にかぎって、親権者の子供へのこの医療行為は認められています。お母様が月1回、医療機関を受診し主治医に経過を報告し、1ヶ月分の注射液と注射器を持って帰ります。
さて、費用ですが、専門医療機関できっちり検査をし、正しい診断を受ければ、費用は公的補助によってまかなわれ、自己負担額は平成15年から一部負担となりました。(所得によって異なりますが、1ヶ月約5,750円は必要になりました)
以上の治療は医師ならだれでも出来るように見えますが、性ホルモン治療もいずれ必要となるのでやはりその道の専門家にみていただくのが良いでしょう。 |