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低身長の診察

低身長の診察(検査)

低身長の原因を診断するわけですから、なるべく専門医療機関で行うべきです。 専門医療機関はなにも大病院とはかぎりません。低身長を診断し治療する専門の診療所も全国にたくさんあり、かえって大病院よりきめ細かで、個々の患者さんの都合や悩みにていねいに応えてくれます。

1.専門医療機関での検査について

外来では一般的な検査と身体測定を行います。
「治療が可能な低身長症」の疑いを持たれた場合は、専門医療機関で問診や診察、検査を受ける必要があります。外来の時点では採血、採尿をして一般検査や予備検査(スクリーニング検査)を行います。この他、手のレントゲン写真を撮り、骨年齢を計測したり、女子では染色体の検査なども行われることがあります。
問診では、本人の病歴や食生活などのほか、これまでの成長記録、家族歴などについて詳しく聞かれますので診察を受ける際は母子健康手帳や幼稚園・学校の健康手帳などの成長の記録を持っていくとよいでしょう。

2.成長ホルモンの分泌刺激試験を行います。

これまでの検査で成長ホルモンの分泌異常が疑われる場合は、成長ホルモンの分泌を促す薬剤を投与して、血液中の成長ホルモン濃度が上昇するかどうかを検査する必要があります。
成長ホルモンは常に一定の濃度で分泌しているのではなく、時間の経過ごとに血液中の濃度が異なります。このため1回のみの検査では信頼性が低いため、薬剤を投与してその前とその後30分ごとに2〜3時間継続して採血を行う必要があります。これを負荷試験といいます。体質によっては、ある程度の薬剤の刺激に全く反応しないこともあるため、少なくとも2つ以上の負荷試験を行います。複数の試験結果に矛盾が生じた場合や、成長ホルモン分泌不全による低身長症の疑いが強い場合はさらにくわしい検査を行います。
この検査は外来でも行うことができますが、入院して上記の検査と一緒に行うこともあります。

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